代表挨拶

代表理事の磯貝浩久です。スポーツ心理学を専門として、九州工業大学・九州産業大学で長く研究に取り組んできました。

研究者として、博士号を輩出する教員として、「研究は研究で終わってはいけない」「研究で得られた知見はコーチやアスリートといったフィールドの人々に活かされなくてはいけない」という想いをもってきました。

2015年、この研究者としての志を同じくする九州工業大学の先生方、磯貝研究室の博士課程等のメンバーと「行動評価システム研究所(BASラボ)」を設立しました。

精神的母体となった九州工業大学大学院生命体工学研究科は、「生物とロボットが織りなす脳情報工学の世界」というキーワードのもと、多彩な領域の研究者が高度に連携しあい新たな発想とイノベーションを生んでいます。この中で培われた分野横断的な研究者の絆が、BASラボの原動力です。

スポーツアスリートに限らず、人の行動評価には多面的なアプローチが必要です。BASラボには「脳情報工学」「行動分析」「ロボティクス」「人工知能」といった異分野の研究者が参画しています。またフィールドの人々に関与していくなかで、多くの外部専門家との出会いがあり連携の輪が広がっています。

「メントレアプリ」開発などアスリート支援事業から始まりましたが、こうした多彩な方々の参画・連携による力のおかげで、企業からの研究相談や製品の学術監修事業も増え、BASラボが貢献可能な領域はその幅を広げ続けています。

人のパフォーマンスを向上させ、力を出しきる充実感を。人々をHappyに!
私たちBASラボの想いはいつもひとつです。

磯貝 浩久